-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー

皆さんこんにちは!
合同会社Link、更新担当の中西です。
さて今回は
~ドライバー&運行管理~
軽配送の強さは機動力と現場判断。同じ台数でも、段取りと情報の質で成果は大きく変わります。ここでは、日々のオペを“勝てる型”にするルーティン・ツール・声かけを公開します。
並べ替え:積み込みは降ろす順に(右:後、左:先)。箱面に訪問番号・階層を大きく記載。
時間帯タグ:在宅率高い“お昼前・夕方”に住宅密集エリアを配置。
危険予知(KYT):雨・工事・イベント情報を地図にピン。代替ルートを1本用意。
連絡テンプレ準備:SMS・不在票文面を定型化し、1タップ送信に。
到着前SMS:「この後◯時〜◯時にお伺いします」
置き配の可否確認:初回訪問で玄関位置・希望場所を聞き取り。
建物癖メモ:オートロックの呼び出し名、裏口の開錠時間、宅配BOXの位置を地図メモへ。
部屋番号の視認順:エレベータ降りたら左回り固定で迷いを減らす。
階段/EVの選択:2〜4階は階段ショートカットが早いケース多し。
写真PODの習慣:置き配は必ず全体→寄りの2枚。
住所揺れの標準化:「丁目・番地・号」欠落はその場で修正提案。
再配予約フォーム:不在票にQRで翌日の時間帯選択へ誘導。
“あと3軒”ルール:時間帯末尾は近隣3軒まとめ配で戻りを防止。
週次で“上位不在先”を潰す:TOP10へ時間帯をずらすor置き配承認。
積載と重心:重い荷物を前・下へ。天井積みは急ブレーキで危険。
タイヤ・ブレーキ:雨の日は車間+1台分。タイヤ溝3mmを切ったら即交換。
保冷ニーズ:夏場は保冷バッグ+簡易保冷箱で品質保持。
清潔感:車内のにおい・埃はクレームの種。箱ふき・手指消毒を出発前ルーティンに。
事前SMS:
「本日◯時〜◯時にお届け予定です。置き配ご希望はこのSMSに“置き配OK”と返信ください。」
不在時SMS:
「お伺いしましたがご不在でした。再配は【◯/◯(火)午前/午後/18-21】から選べます。URL:◯◯」
受け渡し時:
「重いので玄関内にお入れしましょうか?」→体験価値UP、破損防止にも。
KPI:OTD(時間通り率)/再配率/POD回収率/1時間当たり配完数。
ヒートマップ:時間帯×エリアで不在多発を可視化。
アラート:POD未取得・遅延見込み(渋滞・天候)を自動通知。
業務日報:自由記述は**“事実→所感→提案”**の3行で統一。
住所不備:地図・ストリートビュー・近隣表札で照合→必ず訂正案を荷主へ返す。
破損疑い:現場で写真→その場説明+PODに記録→倉庫へ即連絡。
渋滞・通行止め:迂回判断→ETA(到着予測)をSMS。
クレーム:①傾聴 ②事実確認 ③解決策提示(再配・返金・交換) ④POD・時系列を記録。
水分・電解質:夏場は1時間に200ml。
腰のケア:積み下ろしの前にヒザ→股関節から曲げる意識付け。
休憩の質:15分×2回のマイクロレストで集中力を維持。
ブロック配:地図を4〜6ブロック化→ブロック内で時計回りが迷わない。
集合配送:同じ建物・同じ通りは束ねて最後に一気に。
ラスト3件の黄金比:近×近×遠で遠方戻りの空走を削減。
積み方・声かけ・可視化を整えるだけで、再配は確実に減り、1時間当たりの配完数が伸びます。明日から“朝イチ30分の型”と“10のコツ”をチームで共有して、稼働と安全を同時に高めましょう。
※営業目的でのお電話・お問い合わせは業務遂行の妨げとなるためお控えください。
皆さんこんにちは!
合同会社Link、更新担当の中西です。
さて今回は
~ラストワンマイル~
ECやデリバリーの拡大で「早く・正確に・安定して」届くことが売上に直結する時代。軽配送は、小回りの利くラストワンマイル専門部隊として、店舗・オフィス・工場のサプライチェーンを強くします。ここでは、使い分け・失敗しない発注・現場改善の型をまとめました。
ルート便(定期):毎日/毎週、同コースを巡回。社内便・店舗間移送・部品配送に最適。
スポット便(単発):展示会・突発案件・在庫調整の一時増車に。
即日・緊急便:急ぎの修理部品、試作、重要書類など時価価値の高い荷物に。
固定チャーター:時間貸切。荷役や館内搬入、待機の多い現場向け。
👉 現場では**“定期7割+スポット3割”**のバランスが安定。繁忙期はスポット比率を増やして吸収します。
信頼性(OTD/遅延率):時間通り届くか。
可視化(POD/位置情報):受領署名・写真・時刻が残るか。
柔軟性(増車・時間外):繁忙や障害時にどれだけ“伸び縮み”できるか。
💡価格は“結果の再現性”に比例。安さだけで選ぶと再配・クレーム対応で逆に高くつきます。
データの整備:表札なし・部屋番号抜け・新住所の反映。住所品質=到着精度。
受け取り施策:置き配指定・宅配BOX・時間帯選択の導入。
梱包の一貫性:サイズ統一→車両積載効率UP、破損・倒れ防止。
引渡し条件の明文化:遠隔現場・商業施設は搬入口・エレベータ台数・受付の所在まで共有。
STEP1. 需要の棚卸し
週別・時間帯別の出荷数、箱サイズ、特記事項(要冷/要開梱/階段搬入)を1か月見える化。
STEP2. 方式の決定
“平日昼はルート便、夕方と土日はスポット、繁忙期は増車”など時間帯でハイブリッド設計。
KPI(OTD、再配率、破損率、POD回収率、コスト/件)を契約前に定義。
STEP3. 運用の初期チューニング
初月は週次レビューで配達順・時間帯・車両サイズを調整。
クレームの一次回答テンプレを共有(後述)。
失敗:値段だけで複数社を細切れ発注 → 回避:メイン1社+補完1社で責任領域を明確化。
失敗:館内導線の情報不足 → 回避:館内図・荷捌き場写真・搬入時間を事前共有。
失敗:繁忙期の“当日増車”依存 → 回避:繁忙カレンダー合意&事前確保(キープ)。
配送指示テンプレ(コピペOK):
件名:[○/○納品]○○様/案件名
本文:①納品先住所(建物名・フロア)②担当者名・TEL ③希望時間帯
④館内ルール(受付・台車可否)⑤荷姿(箱×○/重量)⑥特記事項(置き配・要身分証 等)
PODの標準:署名・時刻・置き画像・相手担当者名。**“誰に・いつ・どこで”**が1枚で分かる。
アパレル本部→直営店:ルート便+閉店後納品に変更。朝の開梱渋滞が解消、残業▲18%。
部品メーカー:緊急品はマイクロハブに集約→最寄り軽バンで即応。工場停止リスク低減。
配送は単なるコストではなく顧客体験の最後の一手。**設計(方式×時間帯)→運用(テンプレ×可視化)→見直し(週次)**の型で、売上・満足・省人化を同時に叶えましょう。ご相談はいつでもどうぞ😊
※営業目的でのお電話・お問い合わせは業務遂行の妨げとなるためお控えください。