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皆さんこんにちは!
合同会社Link、更新担当の中西です。
さて今回は
~検品~
ということで、検品はただの確認作業ではなく、顧客満足度を大きく左右する重要な業務プロセスです。
軽配送業では、荷物を「正確かつ安全に届ける」ことが最も重要なミッションです。その中で見落とされがちなのが「検品作業」。
検品とは、荷物の「数量・種類・状態」を確認する作業です。主に次の3つの目的があります:
積み間違い・誤配送の防止
荷物の破損や汚損のチェック
受領内容と納品書や伝票との一致確認
軽配送業では、小口配送が多いため、検品の手間を軽視するとミスにつながりやすくなります。
受け取った荷物の「数量」「ラベル」「伝票内容」をチェック
破損・濡れなどの異常があれば、その場で報告・記録
送り主や元請け業者への即時連絡が重要
伝票との照合を行い、積み忘れ・積み過ぎを防止
配送順に並べながら、仕分けも同時に行うと効率的
配送先の名前・住所を再確認
商品の外装や状態に変化がないかチェック
ミスの種類 | 原因 | 対策 |
---|---|---|
商品の取り違え | 類似商品の誤認識 | ラベル・伝票の二重チェックを徹底 |
数量違い | 手作業の数え間違い | チェックリストやバーコード読み取りの活用 |
破損や汚損の見落とし | 外装の確認不足、忙しさによる確認漏れ | 荷受け時に写真記録をとる習慣をつける |
配達先住所の間違い | 手書き伝票の読み違い、デジタル表示の誤操作 | アプリでのナビ連携と音声読み上げ機能の活用 |
モバイル端末の活用
バーコードやQRコード読み取りでスピード検品
デジタル伝票システムの導入
ペーパーレス化と誤配送防止に有効
検品チェックリストのルーティン化
自分用のチェックテンプレートを持つと作業が安定する
荷主・元請けと連携した品質報告制度
ミス報告や破損報告をスムーズに行うフォーマットを共有する
軽配送業における検品は、単なる確認作業ではなく、配送品質を保つための最後の砦です。特に個人宅配やネット通販の拡大に伴い、1件1件の検品精度が業者の評価に直結します。
検品精度を高めることで、再配達・クレーム・顧客離れといった無駄なコストや時間を防ぐことができます。
※営業目的でのお電話・お問い合わせは業務遂行の妨げとなるためお控えください。
皆さんこんにちは!
合同会社Link、更新担当の中西です。
さて今回は
~壊れ物注意~
ということで、配送業者として信頼を維持するためにも、壊れ物の正しい取り扱い方を理解し、実践することが不可欠です。
軽配送業では、食品、日用品、電子機器、ガラス製品など、多種多様な荷物を扱います。その中でも「壊れ物注意」と明示された荷物は、特に慎重な取り扱いが求められます。
壊れ物とされる荷物には以下のような特徴があります:
衝撃に弱い(例:ガラス・陶器・液晶画面)
温度や湿度の変化に弱い(例:化粧品、医薬品)
傾け厳禁(例:機械部品、精密機器)
これらは、見た目では判断が難しいため、ラベル表示や送り状の記載を必ず確認しましょう。
荷主側で「壊れ物」ラベルが貼られているか確認
外装に凹みや変形がないかをチェック
気になる点はその場で写真を撮って記録・報告
他の荷物の下に置かない
隙間があれば緩衝材や毛布で保護
転倒・転がりを防ぐように安定した配置を心がける
急発進・急ブレーキを避ける安全運転
配達順を考慮して積み込み位置を調整
ドアの開閉時に荷物が崩れないよう配慮
お客様に手渡しする際に、「壊れ物ですのでご確認ください」と一声添える
必要であれば開封確認の立ち会いも提案する
トラブル内容 | 原因 | 対処法 |
---|---|---|
ガラス製品の破損 | 荷台内での転倒や衝撃 | 滑り止めマット・毛布・固定具を使用する |
配達時にクレーム発生 | 壊れ物ラベルの見落とし | 積込時に荷物全体を確認するルーティンを設ける |
破損が原因で信頼低下 | 担当者の不注意や教育不足 | 定期的な研修・注意喚起ミーティングを実施する |
専用の壊れ物カゴ・ボックスの活用
他の荷物と分けることで意識が高まり、ミスも減少。
ラベルの貼付位置を標準化
荷物の上面や側面など「視認しやすい場所」に統一。
荷台内の配置マップを作成
慣れたスタッフであっても配置ルールを共有できる。
壊れ物注意の荷物を正しく取り扱うことは、「信頼される配送パートナー」であるための基本です。ミスは一瞬でも、信頼の損失は長期にわたります。全スタッフで情報共有し、細部まで丁寧な仕事を意識することで、クレームの予防と顧客満足の向上が実現します。
※営業目的でのお電話・お問い合わせは業務遂行の妨げとなるためお控えください。